検知器のメンテナンスについてABOUT MAINTENANCE
アルコール検知器内に設置されているセンサー部は消耗品となっております。
測定を行っていくと次第にセンサー部が汚れて正しい数値を表示することができなくなります。
アルコール検知器が正常に使用できるように管理者の元、アルコール検知器の点検作業が必要となります。
業務用のアルコール検知器は、国土交通省より2011年5月1日施行されました。
「アルコール検知器の義務化」内【アルコール検知器の保守】にて取り扱い方法が記載されております。
違反に対しては 行政処分基準に沿って処理されます。
アルコール検知器は十分ご注意頂きご使用下さい。
アルコール検知器の保守
運行管理者はアルコール検知器を故障がない状態で保持しておくために、アルコール検知器の製作者が定めた取扱説明書に基づき、
適切に使用し、管理し、及び保守するとともに、次の事項を実施しなければいけません。
毎日確認※
電源が確実に入ること。
損傷がないこと。
※遠隔地で乗務を終了または開始する場合等、アルコール検知器を運転者に携行させ、又は自動車に設置されているアルコール検知器を
使用させる場合にあっては、運転者が所属営業所を出発する前に実施すること。
少なくとも週1回以上確認
酒気を帯びていない者がアルコール検知器を使用した場合に、アルコールを検知しないこと。
アルコールを含有する液体又はこれを希釈したものを、口内に噴霧した上でアルコール検知器を使用した場合に、アルコールを検知すること。
※アルコール検知器メーカーから販売されているキットを使用することもできます。
《国土交通省・自動車総合安全情報より》
アルコール検知器の日常点検
市販マウススプレーを使用する場合
- 確実に酒気を帯びていない管理者の方が、水で口をゆすぎ、2~3分経過後にアルコール検知器で測定して下さい。反応数値が0であるか御確認下さい。
-
同じ管理者の方が、再度水で口をゆすぎ、マウススプレー(注 1)を舌先に1プッシュし、そのまま口で呼吸をして30秒後(注 2)にアルコール検知器で測定して下さい。
(口は開けた状態で、唾液等多少飲み込んでも構いません)
アルコール検知器が反応するか確認して下さい。
*マウススプレーの吹き掛けの状態や、口内の水分量、含有するアルコールの蒸発状態等により、安定した数値を測る事は難しいのですが、弊社アルコール検知器での反応確認は可能です。 - 確認後は、センサークリーニングの為、数分間以上は電源を切らずに待機させて下さい。
アルコール検知器点検用スプレー推奨品使用時(HA-ZAC R スプレー)
点検をする前に点検を実施される方は、口を水道水でゆすいで口の中に何もない状態で点検を始めて下さい
- 通常通りの測定を行い、アルコール検知器の状況を確認します。(0.000mg/L表示を確認ください。)
-
ハイザックスプレーを1プッシュします。
(口内、舌の上にかけていただくと安定した数値が確認頂けます) - 噴射したら、15秒以内に測定をお願いします。
- 0.050mg/L~0.35mg/L内で反応結果が表示されます。
- 1分以上経過後にスプレーを使用しないで測定をして下さい。
- 0.000mg/L表示を確認して下さい。 以上となります。
各機種のメンテナンス方法
各機種のメンテナンス方法は下記のリンク先ページでご確認下さい